※順不同・敬称略

福岡稽古所

文字兵衛先生が福岡お稽古場開設されてすぐに三味線のお稽古を始めました。 お稽古も毎回楽しく、全くの初心者でしたが、熱心に、丁寧に教えて頂き、少しづつ前進しております。 三味線の少し余韻の残るあの美しい音を自ら奏でる心地よさにも毎度癒されております。 あと、博識な文字兵衛先生との会話も楽しみの一つです。

三角 成美

東京稽古所

日本音楽の研究をするなら多少なりとも演奏できた方がよかろうと、文字兵衛先生を訪ねたのは大学院に入ってから。最初のお稽古で、向き合った先生の三味線の構えを真似ようとして鏡のように左右逆に構えたことは公然の秘密です。それからもうすぐ30年。あの手この手で常磐津節の魅力を伝えてくださる文字兵衛先生に導かれ、これからも楽しい発見を重ねていきたいと思います。

常磐津 紫緒 事 (東京文化財研究所 無形文化財研究室長 前原 恵美)

熱海稽古所

熱海教室は熱海温泉のほぼ中央に位置する、昭和29年築の熱海芸妓組合歌舞練場(見番)二階で行われています。先生は三味線方とは思われぬ美声でお稽古をつけて下さっています。今年はコロナ禍の自粛のため、私も7月からリモートのお稽古に加えていただきました。このリモート稽古は中々面白く、対面では感じられない緊張感が有り、充実感も得られ、今後も続けていきたいと思います。「常磐津文字兵衛」というマルチで新鮮な感覚を持つ師から、常磐津という古い歌曲を通して粋や格好良さや美意識を学んでいます。

花柳 あらた 事 常磐津 紫乃

東京稽古所

ご縁があり約四半世紀。仕事と子育てをしながらお稽古を続け名取を頂けたのは、師匠のご指導の賜物と大感謝。洋楽器よりも短時間でリカバリー可能なところが師匠曰く「乗れた自転車」。集中力も半端なく向上します。

常磐津 紫布(ときわず しのぶ)

東京稽古所

文字兵衛先生入門は40歳を過ぎていました。「お稽古はゆるゆると」のお言葉に甘え不真面目な弟子でしたが、気がつくとすっかり常磐津にはまっていました。昨年退職しカフェ開業しました。でもお稽古は定年なしです。

常磐津 紫朗 café「コアラとライオンときどきチータ」(最新情報はInstagramで!)

福岡稽古所

若手起業家育成を仕事としていた私、新人音楽家の育成に尽力されていた常磐津文字兵衛氏。お互い意気投合し交流を続けました。その後、私は九州大学に職を得、福岡に居を移しました。文字兵衛師匠が博多座歌舞伎公演に客演されたことが福岡にお稽古場を作る切欠となりました。当然のことながら、師匠と1対1で直接お姿を拝見しながら指導いただくことは修練には大切なことです。一方で、お忙しい師匠には毎月福岡においでになることは困難でした。今般のコロナ禍、師匠によっても初めてのオンライン・レッスンでした。在宅勤務で長時間机に向かっていると、集中力も途切れがちに。そこで、オンライン・レッスンを毎週受講するとともに、気分転換も含めて毎日1時間の三味線の練習を組み込みました。その成果を毎週、師匠に確認いただく。この6か月で手前味噌ですが、かなりお稽古が進めることができたと実感しております。

五十嵐 伸吾(九州大学ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター教授)

東京稽古所

日舞の初舞台で常磐津の「屋敷娘」を踊ることになり、忘れもしない下浚いの日、国立劇場のお稽古場で必死になって踊った直後、常磐津の方々にお礼をしようと振り向いた時に、文字兵衛先生がいらっしゃいました。初めてお会いしたこの日から、今まで全く上達しない私を諦めずにご指導下さり、たまにしか伺えないお稽古にも笑顔で迎え入れて下さる先生には感謝しかありません。弟子の中では一番お稽古数が少ない私なのに、二度も紫弘会に出させて下さり度胸は付きました。なかなかお稽古に通うことができていませんが、少しずつ長く続けさせて下さるいいお稽古場です。

中村 光鈴

福岡稽古所

文字兵衛先生にはお三味線と、唄を習っています。今はリモートで毎週お稽古してます。とても楽しいです。難しいですが、優しく繰り返し教えてくださるので、少しづつ上達してると思います。

津田 征子

福岡稽古所

偶然の出会いでしたが、文字兵衛先生の門弟になれて光栄です。今回のコロナ禍により、オンラインのお稽古が実用化されたのでお稽古回数が増えてとても有り難いです。「手が伸びた(腕が上がった)」思いがいたします。

中洲 くらぶ艶 代表 東 美幸

大阪稽古所

飽き性で、今まで何の習い事も続かなかった私が唯一続けられているのが、常磐津です。 気づけば4年半。40年生きてきて初めて趣味らしい趣味が出来ました。 まず、撥を弦に当てる練習、基本的な指遣いを習った後にすぐに簡単な曲を教えていただいたのが良かったのだと思います。 苦手な曲や好きそうな曲、先生がそれらを上手く組み込んでくださったので、常に試練と達成感を味わい続けられた事も私が続けられている理由のひとつです。 そして、先生は毎回とても褒めてくださいます。自分で出来てないと落ち込んでいるような状態でも必ず褒めてくださるので、また頑張ろうという気持ちになり、もう嫌だと投げ出さずに来られたのだと思います。 文字兵衛先生でなければ、今まで続けられていなかっただろうなと思います。

足立 真紀